海外留学体験談
Study abroad experiences

留学体験談2025年度取材時

フレンドリーな人たちと交流し
生きた英語が身に付きました

  • 留学先
  • 稲富 奏樂Sora Inatomi
    留学先:ハワイ大学
  • 留学しようと思ったきっかけは?

    留学を決意したのは、高校時代の友達の影響が大きかったと思います。私が通っていた国際科は留学のチャンスもありましたが、コロナ禍ですべて中止になってしまいました。その分、目標を持ってテニス部の活動に打ち込んでいました。大学入学後はなんとなく課題をこなす毎日でしたが、友人らが留学先でさまざまな経験を積み、イキイキと過ごしている様子を見て、「私も同じ景色を見てみたい!」と強く思ったのです。そして、せっかく留学するのならただ勉強するだけではなく、実生活の中で無意識に使えるレベルまで英語力を高めたいと考えました。英語を通じてさまざまな場所を訪れさまざまな人に会うという目標が私の背中を押してくれ、それまで日本を飛び出す勇気のなかった私を変えてくれました。
    私が選んだ留学プログラムは、1セメスター(約4ヵ月間)の間、海外の大学のキャンパスを使い、その施設やサービスを受けながら集中的に英語を学べる語学留学です。 ホームステイを通して、アカデミックな英語だけではなく日常生活で使われているカジュアルな英語など、日本では学ぶことの難しい表現が身に付けられると考え、自分に合ったスタイルがあったことで留学がさらに楽しみになりました。

  • 海外留学体験談
  • 留学のためにどんな準備をしたか?

  • 毎日やったのは英語の動画コンテンツを見ることです。YouTubeには多くの動画が上がっており、留学中どんな風に過ごしているかとか、さりげない日常のヒトコマなどが紹介されていて、そこには当然ですが、リアルな日常の会話がありました。TOEFLなどでリスニング練習もしましたが、テストで聞くリスニング問題は聞き取りやすい環境で聞き取りやすく話してくれているものですから、いい点がとれても、自分の中でなかなか留学先で実生活を送る自信につながらないのが課題だと感じていました。その点、海外のvlogでは普段使いの英語を耳にすることできましたし、現地の生活もイメージしやすく、私には最適な勉強法だったと思います。学校までの行き帰りに電車の中で流し見をするときもあれば、わからないことなどをしっかりメモをしながら見ることもあり、どんな形でもいいからととにかく続けることを大切にしていました。

留学先の特徴は?留学先でどのような学びを得られたか

海外留学体験談

ハワイには穏やかな時間が流れ、人々はフレンドリーで、一瞬にして、私の第2のホームタウンのように感じました。やさしい風土に包まれながら、友人とビーチで語り合ったりハイキングでサンライズを見に行ったり、ホストファミリーと犬の散歩に出かけたり。その一場面一場面が日常であり、英語の学びの場でした。またハワイには伝統文化に加えいろいろな国の文化が混じり合い、独特の風習も残っているなど、美しく複雑な文化も魅力だと思います。ハワイは学業だけではなく、雄大な自然やさまざまな人々の営みの中で自分についてしっかりと向き合い、考えられる場所でした。
このような環境にあって、私が得たのは、人とのつながりを大切にすることから生まれる力です。最初は意識してホストファミリーとたくさんコミュニケーションをとったり、休みの日には友人に自分から声をかけて遊びに出かけたりして、受け身だった自分を変えることできました。今でもオンラインなどでやりとりをし、みんなとよい関係を築いています。今年の夏休みには、ホストファザーからの誘いで、ワシントンDCの彼の弁護士事務所で1ヵ月間、インターンシップを体験。私の英語力の向上や前向きな姿を認めてくれ、初めて留学生にインターンシップを勧めようと思ってくれたそうです。

海外留学体験
  • 海外留学体験
  • 留学中の生活スタイルは?

    大学では月曜日から木曜日の8時から14時まで、Writing、American Culture、Listening&Speaking、Grammar、月曜日と木曜日は追加でインターンシップのための授業を受講しました。インターンシップは同志社大学が提供しているプログラムで、英語力など一定の条件を満たせば参加することができます。私は毎週金曜日と、隔週で土曜日、現地のメディア企業でのインターンシップを体験。まず編集アプリを理解することから初まり、レクチャーを受けながら動画を作成。4ヵ月の間に3本を提出することができました。ここでは日常会話ともまた違う、ビジネスで使われる英語に触れることができましたし、これも日本ではなかなか経験できないことだと思います。
    休みの日にはピックルボールのクラブ活動に参加したり、ホストファミリーの家庭菜園を手伝ったり、ピクニックに出かけたり、メリハリのある生活スタイルでした。10日間のお休みには、現地で仲良くなった友人とLAに行き、ハリウッド、サンタモニカ、ディズニーランドを訪れ、かけがえのない思い出を作ることができました。

海外留学体験

留学経験をこれからどのように生かしていくか

留学中はこつこつとていねいに授業に向き合い、また日本人の学生が大半を占める語学プログラムでしたが、私はなるべくプログラム外の人達と交流することで英語漬けの状況を作り、主に発音やリスニングを飛躍的に伸ばすことができました。卒業生代表でスピーチを任せられたことも誇らしく思います。そして留学を通して、何よりも人と真摯に向き合うことと、自ら行動することの大切さを実感しました。それは留学中だけではなく、準備段階からも学んだことです。留学の実現に向けて、調べたり、教えてもらったり、人と連絡をとったり、ひとつひとつ積み重ねていきました。実現にこぎつけた自信を胸に、前向きな自分として成長できた留学先での経験も糧として、今後も積極的に行動し、受け身ではなく自分で人生を組み立てていきたいと思っています。まだ明確な未来像はありませんが、留学で培った英語力やコミュニケーション力を生かして、世界に羽ばたく人材になりたいと思います。ささやかな経験ではありますが、後輩のみなさんには、本当にやりたいことがあればやってみること、やれる環境を作るのは自分である、と伝えたいです。