卒業生インタビュー
Graduate Interviews

Mayo Sakata

歴史ある英文科で学んだことは
今も私の誇りです

坂田 茉世Mayo Sakata

2021年 卒業

福井放送株式会社 勤務

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Yuuri Miyagaki

言語が英語なだけで
テーマは本当にいろいろ。
きっと様々な出会いがある

坂田 茉世Mayo Sakata

2021年 卒業

福井放送株式会社勤務

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簡単な経歴は?

小学校の頃から英語を習い、英語を話して世界中の人と交流するという夢を育む。中学生でトロントに、高校生ではシアトルに短期留学。さらに目標だった英検準1級を取得し、伝統とおしゃれな雰囲気に憧れて同志社大学英文学科に進学。英語で理解し伝える楽しさを知り、卒業後は地元でアナウンサーの道へ。座右の銘は「笑顔は世界の共通言語」。

木の生えたテラスで話をする黄色い服の女性

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仕事で今取り組んでいることは?

FBC福井放送の報道制作局制作部に所属しアナウンサー兼ディレクターとして勤務しています。現在は、夕方の情報番組「おじゃまっテレ ワイド&ニュース」の月曜日・火曜日スタジオMCと金曜日の料理コーナーのアシスタント、土曜日朝の「にじパレ」中継レポーターのほかニュースやナレーションなどを担当。FBCラジオでは、朝の音楽番組「元気の種」などでディレクター・パーソナリティーとして参加。もちろん英語でのインタビューは私の最も得意とする分野です。ほかにもイベント司会など多彩な仕事に携わる中で、地元ながら知らなかった多くの魅力に触れ福井が一層好きになりました。これからも福井の魅力を発信するとともに、北陸の震災を通して実感した「アナウンサーは命を守る仕事」であることを胸に刻み続けたいと思っています。

中指薬指に指輪をして青いネイルをした女性の手

firework

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就職活動で
心がけていたことは?

実はCAを目指していましたが、コロナ禍のため採用はゼロに。前向きに気持ちを切り替え、「可能性への挑戦」を掲げて、自分がどんな仕事に向いているのかを理解するためあらゆるジャンルの会社に出向き、いくつか採用もいただきました。世の中にはこういう仕事もあるのだと学びの多い日々でした。そうした中で、改めて「人に情報を伝えたり人と話したりすることが好き」だと気づき、アナウンサー職に関心を持ちました。地元のテレビ局にご縁をいただいたことも入社の決め手となり、今はとてもやりがいを感じています。

笑顔の女性

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英文学科で学んだことが
生きていることは?

最も興味をそそられたのは「第二言語習得論」でした。人々が母国語以外の言語を習得するプロセスやメカニズムを学ぶことは、英語教育に生かせることはもちろん、異なるバックグラウンドを持つ人々の文化、環境、考え方などを尊重したいという思いを養ってくれました。これは多くの人たちと接するアナウンサーという仕事においてひとつの指針となっています。また「英語学」で口や舌の動きなどを学んだことはアナウンサーとして話すときのイメージのしやすさにつながっています。卒業論文では、プレゼンテーションやディスカッション、会話などで、同じ言葉を伝えるのにどのような表現が多く使われるのかを調査・解析しました。このことでひとつひとつの言葉と向き合い大切にすること、相手に伝えるためどのような言葉を選べばよいのかなど言葉を吟味する意識が芽生えました。英語を学ぶことは、英語は言うに及ばず私の今の生業というべき日本語で、きちんと“伝える”ことの大切さを知ることでもあったと思います。

ガラス張りの室内で横を向く女性

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受験を検討されている方へのメッセージ

歴代の先輩方に続いて勉学と向き合えたことは私の誇りであり、英語に対して多角的に考察し意見交換をすることで価値観も大きく広がりました。みなさんにとっても受験の先には明るい未来が待っているはずです。そこへ向かい歩み続けてください。

笑顔をこちらに向ける黄色い服の女性

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