卒業生インタビュー
Graduate Interviews
Yuuri Miyagaki
言語が英語なだけで
テーマは本当にいろいろ。
きっと様々な出会いがある
宮垣 侑梨Yuuri Miyagaki
2023年 卒業
株式会社 講談社 勤務
Yuuri Miyagaki
言語が英語なだけで
テーマは本当にいろいろ。
きっと様々な出会いがある
宮垣 侑梨Yuuri Miyagaki
2023年 卒業
株式会社 講談社 勤務
簡単な経歴は?
高校時代に1年間イギリスに留学し、もっと英語の文化を学び続けたいと英文学科に進学。ミュージカルや演劇・映画などのコンテンツを通じて、社会背景や歴史、価値観の変遷などを学ぶゼミに所属。様々な価値観を知ったことで、自分自身の視野が広がったのが何よりの財産。卒業後は(株)講談社業務部に勤務し奮闘中。
仕事で今取り組んでいることは?
現在は本の製造管理や生産管理を行う「業務部」に所属しています。具体的には使用する紙などの仕様を決めて発注、製造工程の管理や経理処理など、「編集部」が出版物の「中」を作る仕事とするなら「業務部」は出版物の「外」を作る仕事。今は女性コミックと幼児向けのムックや雑誌を担当しています。入社当初は編集希望でしたが、大学時代に芽生えた「社会貢献したい」という思いを実現するためには、業務部で担当するベーシックなことをきちんと理解した上で編集者になったほうが強いと考えています。実は業務部に新卒が配属されたのは7年ぶりで、頼れるベテランの先輩たちに日々鍛えていただいています。
就職活動で
心がけていたことは?
「その会社を好きになれるかどうか」「自分のままでいられそうか」という観点で、出版社を数社受けました。出版業界を希望したのはゼミに出版社に勤める先輩がいたことと、大学主催の企業訪問で講談社を訪問した時にすごく面白そうだと感じたから。就職活動中はなるべく「いつもの自分のままでいこう」と、面接に私服で行ったり、好きなアイドルの話をしたり、「いつもの自分」を前面に出して面接やエントリーシートに臨みました。
英文学科で学んだことが
生きていることは?
ゼミで学んだことが自分の大きな土台になっています。映画や演劇、ミュージカルから背景や歴史、価値観の変遷など様々に分析していくのですが、本当に視野を広げてもらいました。卒論はある作品を通じて「ジェンダー」について書きましたが、ゼミでは他にも多くの作品を通じて考えさせられました。「自分らしいことが一番いい」と思うようになったのもゼミの影響です。また「フェミニズム」というと女性の社会進出がイメージされやすいですが、その根底には男女問わず「社会の弱者に対して上にいる者が手を差し伸べ、同じように生きていく」という思想があることも学びました。コンテンツを扱う今の仕事に置き換えるなら、それは「コンテンツを簡単に手にいれられる人といない人の差を埋めていく」ということ。私も将来「いろんなコンテンツにいろんな人が自由に手を伸ばせるような状況」を作っていけたらと考えています。
受験を検討されている方へのメッセージ
落ち着いたキャンパスで英語という言語と英語にまつわる文化が様々な角度から深掘りできます。言語が英語なだけでテーマは本当にいろいろ。きっと様々な出会いがあるし、学びが人生にいかされると思いますよ。