在学生インタビュー
Student Interviews
Haruna Satou
新たな世界の見方が
できるようになりました。
佐藤 晴南Haruna Satou
仙台育英高等学校 出身
Haruna Satou
新たな世界の見方が
できるようになりました。
佐藤 晴南Haruna Satou
仙台育英高等学校 出身
この学科を選んだ
理由は?
中学時代から好きだった英語の学習と英語圏文学とアメリカのポップカルチャーとかアーティストに興味がありました。中学生のときテイラー・スイフトの日本公演に行ったとき、歌やインタビューで話している内容をちゃんと理解したいと思ったのが英語を学びたいと思った最初のきっかけです。
他学部への進学も検討しましたが、小説や詩、音楽や舞台芸術など幅広い領域から「英米文学・文化」を専門に学べることを知り、英文学科を選びました。なかでも印象に残っているのは、1970年代から現在までの英国ミュージカルを分析し、ミュージカルに反映された当時の文化や政治を研究する授業です。私にとって面白い、楽しいという気持ちで観ていたミュージカルにも、歴史や社会情勢、地域の価値観が反映されてることを知り、さらに深く理解する機会になりました。
卒業後のキャリア・夢に向けて
取り組んでいることは?
卒業後の具体的なキャリアや職業は未定ですが、英文学科で学んだ実用的な英語や英語圏文化の知識を活かせる職業に就きたいと考えています。
3回生になる前の春休みに参加したスプリングプログラムのスペイン・サラマンカでの生活に魅了され、4回生の秋から一年間留学に行く予定です。サラマンカでは、現地の若い人たちや海外から来ているたくさんの人と仲良くなりました。そのうちの1人は、今度私が行くときにはサポートしてくれることになっています。今はその準備に力を入れています。
大阪・神戸米国総領事館
でのインターシップ
私は現在、在大阪・神戸米国総領事館の広報課でインターンシップを行っています。英文学科で英語圏文学と文化を学ぶうちに、国際的な機関の働きや実際の外交とアメリカ文化に興味を持つようになり、このインターンシップに応募しました。
インターン生の仕事は主に、領事館のSNS運用とイベント運営の手伝いです。SNSでは、アメリカの文化や歴史を広める内容を投稿したり、学生の留学支援に関する情報を発信したりしています。
また、インターン生がSNSの投稿内容を考え、イベントの企画に携わることが多々ありますので、広報課の一員として貴重な経験を積んでいます。
領事館では日々英語を使用しますが、英語で仕事をする環境で不自由なく充実した活動が行えています。それは、英文学科で「話す・聞く・書く・読む」の4技能を基礎からしっかり学び、英語圏文化の深い知見を得られたからだと強く実感しています。
ゼミではどんな研究を
していますか?
私が所属するゼミでは、19世紀以降の英語圏小説の登場人物や物語の舞台と周辺地域を分析し、その当時の女性の立場や社会状況を研究しています。私が好きな小説の一つに『赤毛のアン』があります。当初はストーリーが面白いというとらえ方でしたが、大学で学びを深めるにつれ、目的をもって生きていくことの素晴らしさをはじめ、当時の女性の社会的地位や先住民への差別、宗教観など、さまざまな問題が内包されていることを知るようになりました。
研究では、図書館の文献を調べたり、インターネットで資料を集めたりすることに加え、研究題材の小説を読み込み、小説に対する自分の意見を表現することが重要です。ゼミでのグループディスカッションで、留学生も含めて他の学生の意見を聞き、多様な視点で小説にアプローチできることが魅力です。
受験生へのメッセージ
同志社大学文学部英文学科に入学し、英文学を学び、多様な学生と出会うことで視点が広がり、新たな世界の見方ができるようになりました。みなさんも英文学科で英文学と英語圏文化を思いっきり学んでみませんか。